2004年10月10日(日) 「私の敵は、一日中、私を踏みつけています。誇らしげに私に戦いをいどんでいる者が、多くいます。恐れのある日に、私は、あなたに信頼します」(詩編56:2)
「私の敵は、一日中、私を踏みつけています。誇らしげに私に戦いをいどんでいる者が、多くいます。恐れのある日に、私は、あなたに信頼します」(詩編56:2)
人生の中で、厳しい悩みや問題に遭遇するだろう。暴風雨が荒れ狂っているような、何がどうなっているのか、わからないような、吹き荒ぶ大嵐を経験する不安と恐、怖、思い煩いで心はちぢに乱れる。大波に翻弄される。先も見えず、真っ暗なトンネルの中だ。しかし、そんな時こそ、御翼の陰を経験する、大嵐のまっただ中にあって、確かに平安で、穏やかで波一つ風一つなく、太陽が照る場所だ。辛く苦しい離婚を通ったある婦人が、気が狂いそうな暴風雨の中で、神がかくまって下さった御翼の陰を体験した。その避け所は大試練のまっただ中で、安らかだった。恐れのある日こそ、信頼すべき時、信仰を働かせるなら、その恐れが平安に変わる。ただただ、頼ればよいのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ダビデはサウル王から命を狙われ、「1日中」=絶えず、いつも、精神的にも身体的にもギリギリの危険と恐怖の中にいた。しかし、その時にダビデは神を避け所とした。恐れと不安は私達を更に神に近づける。ありのままを神に告げるなら、人のすべての考えにまさる神の平安と交換して下さる。