2001年04月10日(火)

『ひとりのマケドニヤ人が「マケドニヤに渡って来て私たちを助けてください」と懇願するのであった』(使徒16:9)


 使徒パウロがマケドニヤ人の幻を見た事が、
世界の歴史を変えた。その男の「マケドニヤに
渡って来て下さい」という懇願を心に留め
たパウロは、自分の計画を変更した。そして、
ルデヤが救いに導かれたのもパウロがその幻を見て、
マケドニヤに渡ったからであった。
西欧世界への伝道が始まったのもここだった。
すべてのクリスチャンは「マケドニヤ人」がいないか
注意しているべきだ。もしかすると、あなたのすぐ
近くにいるかも知れない。
救いを求めて叫んでいるのにあなたは全く気づいてい
ないかも知れない。いつもそばにいる会社の同僚、学校
のクラスメイト、近所の人々、親戚の人々…。
その形も様々だ。福音への敵意に覆い隠されている事もある。
しかしどんな表現の形であっても「助けてください」との
叫びは同じだ。あなたは渡って行って助ける必要がある。
その備えをせよ。