2001年05月11日(金)

   「神なる主よ。あなたは、私の若いころからの私の望み、私の信頼の的です。私は生まれた時から、あなたにいだかれています」(詩篇71:5)


 一人のクリスチャン女性は、両親の事情で、父
親と母親は彼女が小さい頃から別居していた。
周囲の友達たちは皆、両親が一緒に生活していた。
どうしようもない寂しさが募り、祈りの時、私にも
お父さんを下さいと神に祈った。年月が経る内に寂
しさはますます募るばかりだった。
ふた親のいる家庭が欲しかった。自分にも父がいた
らと願った。そんな時、御言葉に触れた。「私の父、
私の母が私を見捨てるときは、主が私を取り上げて
くださる」神が父だとわかり嬉しい気持ちで一杯
になった。人生で初めて自分の家族が神と共にいて
完全なものだと気づいた。天の父が彼女を愛し気遣
ってくださると言うことが出来、今まで彼女を育て
るために最善を尽くしてくれた母親に大きな感謝の
念を抱いた。
両親と暮らすことの出来ない子供、片親の子供達が
いる。究極の親である神に、父や母を見い出すこと
が出来る。