2006年06月09日(金)

「ほうっておきなさい。彼にのろわせなさい。主が彼に命じられたのだから・・主は、きょうののろいに代えて、私にしあわせを報いてくださるだろう」Uサムエル16:12




シムイという男がダビデに石を
投げ、ダビデを呪い、ウリヤ殺
害の罪を罵倒した。
「血まみれの男、よこしまな者」
と。首をはねさせて下さい、と
いう部下に、主が命じられたのだ
から、放っておけと、ダビデは報
復を許さなかった。神からの懲ら
しめ、訓練と取り、甘んじて受け
たのだ。「私の身から出た私の子
さえ、私の命を狙っている」、シ
ムイどころか、今や実子のアブシ
ャロムすら自分に敵対している。
それゆえシムイの呪いも、神から
出たものと受け取っている。
何とへりくだった心と態度だろう。
「今日の呪いに代えて、幸せを報
いて下さる」、どのような悲惨な
状況の中でも、状況を変えようと
もがくのでなく、神の前に、正し
い心で、神に適った心でいるなら、
それをも主が良い事のために計っ
て下さる。ヨセフの「あなたがた
は、私に悪を計りましたが、神は
それを良いことのための計らい」
とされた通りだ。相手の悪意すら
も、あなたのために益として祝福
と変えて下さる。
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自分の罪も認め、悔い改めも刈り
取りも、何もかもを神様に委ね、
揺がない信頼をおいているダビデ
のように、どのような状況の中も
動揺せず歩みたい。