2006年07月11日(火)

「主人に文句をつけて言った『この最後の連中は1時間しか働かなかったのに、あなたは私たちと同じにしました・・』」マタイ20:12




人や自分を何をもって評価して
いるだろう。この世は、出来る
事、能力によってだ。就職試験
に行き、あれもこれも出来ない
と言えば不合格間違い無しだ。
クリスチャンにも培われた価値
観があり、出来る事に拠り所を
捜そうとし、自分のアイデンテ
ィティをそこに置く。
すると暗闇に陥る。肉の力で頑
張り、それを評価されたい、認
められたい。肉ですると、出来
ない他者を必ずさばく。
又、出来なければ自分に無能力
にひたすら落ち込む。優越感と
劣等感は、高慢を根に持つ裏表
であり同じものだ。それを行っ
たり来たりだ。神から離れた歩
みだ。主はその悲惨から救い出
して下さった。主が愛しておら
れるのは、何か出来るあなたで
なく、あなたの存在そのものだ。
そのために命を捨てられた。
いつもそこに立つ事が「信仰」
だ。常にそれに敵対して攻撃し
て来る肉とサタンを認識し、戦
いだ。
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傲慢な肉が、出来ない人を裁き、
疲れた自分を許さない。そこに
主の十字架によって与えられた
御約束は全く意味をなしていな
い。まず感謝しよう。そして許
されたのだから、人も自分も許
していこう。