2001年06月11日(月)

   「いのちに至る叱責を聞く耳のある者は、知恵のある者の間に宿る」(箴言15:31)

   
 ある政府高官がスキャンダルで地位を失った。
彼は言った。「私は大統領のために働ける地位と
権力を得た途端、傲慢になった。
尊大になり、何でも支配できると思い込んでしま
った」彼は辞職前の期間は、妻の言う事も、誰の
言う事にも耳を貸すこともなく、無視した。
私達も同じ罠に陥りがちだ。誰の忠告にも耳を
貸さず自分の思い通りに進んでしまいがちだ。
周囲にはあなたの謝りが見えているのに、あなた
には見えていない。滅びへと向かっている。
今日、あなたの家族か友人、あなたを愛する者が
あなたの間違いを正すために忠告してくれようと
していないだろうか。聖霊はあなたに語っていな
いか。高慢はいつも言う。「私は聞きたくない、
聞かない」知恵は言う。「崖っぷちだ。先は滅び
だ。立ち止まれ。そして、聞け」。
叱責を拒むなら、あなたはますます高慢になり、
何も見えなくなってしまう。