2007年02月07日(水)

「国にそむきがあるときは、多くの首長たちがいる。しかし、分別と知識のあるひとりの人によって、それは長く安定する」箴言28:2

多くの首長達がいる時、様々な意見があ
り、それぞれの独自の思いがあり、一致
してやって行くのは難しい。日常生活で
も経験する事だ。職場、学校、家庭で意
見がぶつかり合う。何かを決めようとす
る時に、それぞれの思いがあり、主張が
ある。話し合いの結論はどのように着く
のだろう。一番押しの強い人の意見か。
決して譲らない頑固な人の意見が通るの
か。多数決なのか。同じ事が、外側では
なく、私達の心の中でも起きている。一
つの決定を前に様々な思いが起こり、行
き交う。イエス、ノー、ああでもない、
こうでもない、相反する思いも出て来る。
心の中にも多くの首長達がいる。その時、
何をもってして決定するのか。自分の好
きな道か、一番楽な道か、人から言われ
た道か。「分別と知識のあるひとりの人
によって」神の御言葉によって、神によ
って決定して行く時、いのちの道へ導か
れる。様々な思いで混乱する時、分別と
知識の主のもとへ行き、御声を聞こう。
多くの首長達に振り回されていないか。           
・・・・・・・・・・
自分の様々な思い、人々の意見、世の価値
観が交錯する。そんな時、ひとりの人ー主
の御声を聞こう。御前に心静めて、主の御
声に耳を傾けよう。祈りの中で、御言葉を
通してはっきりした指針が示される。