2007年06月10日(日)

「あなたがたの中では、だれも悪い不信仰の心になって生ける神から離れる者がないように気をつけなさい」ヘブル3:12

不信仰になると、恐れに支配される。
相手が巨人に見え自分はいなごに見
える。城壁は巨大で人々は強く、食い
尽くされそうだ。自分達は弱く小さく、
とうてい太刀打出来ない。自分は惨め
で消え入るばかり。素晴らしい約束の
地は何も見えず、恐れと不安、恐怖心、
すべてが否定的だ。斥候の10人は見て
来た事を「悪く」言いふらし、民を扇
動した。民は双方の意見を聞いたが、
不信仰な方を受け入れた。不信仰を選
択したのだ。民は大声で叫び泣き明か
した。あの苦しみのエジプトの方が良
いと、指導者モーセとアロンへの怒り
が噴出する。神はこの地に連れて来て
剣で倒そうとするのかと。ここまで導
かれて約束の地を前にしてまで、神を
悪意の神とする。何と歪んだ目だろう。
不平と愚痴、自己中心の心には
神の愛も、お心も何一つ見えない。
あなたは今、神の愛が見えているか。
新しいリーダーを立てて、エジプトへ
帰ろうと言い、信仰に立つカレブとヨシュア
を殺そうとまでした。彼らは皆、約束の
地へ入れず滅ぼされてしまった。不信仰
でなく「信仰」を選択しよう。「御言葉」
に立とう。カレブは見えるところでなく約
束を堅く握っていた。だから「上って行って
占領しよう、できる」と言えた。
・・・・・・・・・
御言葉は「可能」現状は「不可能」に見える。
どちらを受け入れるのか。御言葉を「一心に
見つめて離れないで」いよう。信仰を選択し
よう。それにより神への愛を表わすことがで
きる。