2008年03月11日(火)

「ですから、もし子があなたがたを自由にするなら、あなたがたはほんとうに自由なのです」ヨハネ8:36

戦後の民主教育で、自分を主張する事、
男女平等、やがてウーマンリブ、女性
は翔べと、自己実現が人生の目的とば
かりに教えられた。今では自分を抑制
する事が、心の病につながると。今の
時代、癒しブームだ。誰にも拘束され
ずに、自由に自己表現し、解放されて
生きる事が癒しだと。しかし、自分の
欲望に従って生きる事が自由なのでは
ない。又、自分に忠実に生きるのが解
放ではない。自分の自然の願望のまま
に生きて行くと、肉はとんでもない事
をしでかしてしまう。ある人が、人か
ら批判されて、プライドがひどく傷つ
き、怒りに燃え報復の思いが湧き上が
った。それは抑えきれず、隠れて匿名
で相手を非難攻撃した。しかしそれが
発覚し、その卑怯なやり口に皆からの
一斉非難の的となった。まさに自分の
犯した罪であり、その事を通して、い
かに自分が罪人であるかを知らされた。
自然に赴くままにしていると、罪を犯
したのであり、又、自分の内側には、
人を見下し、馬鹿にし、人を傷つけた
い、攻撃したいという心がある事を思
い知らされた。古い性質は罪に向かう。
真の自由は、肉の声を拒否し、神の御
声を聞いて従って行くところにある。
御言葉にとどまる時に「あなたがたは
真理を知り、真理はあなたがたを自由
にします」だ。自分の願望でなく、主
の御声に従おう。
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思い通りが自由だとの思いが常に付き
まとう。本当にそれが罪の奴隷だと知
った時、委る事ができる。自分の弱さ
を主に委ねる時、強くされるし真に自
由にされる。