2008年08月01日(金)

「なぜなら、人の口は、心に満ちているものを話すからです」ルカ6:45

舌を制御する事は誰一人できない。
「少しもじっとしていない悪で、
死の毒に満ちている」。無思慮な
たった一言で、長年の関係が壊れ
てしまうとは、時々聞く話だ。
「舌は火であり不義の世界」舌と
はそれほどのものだ。舌はよくよ
く注意していないと、大きな罪を
犯す。あなたも失敗した事がある
だろう。しかし、舌の問題はノウ
ハウやテクニック、小手先で間に
合うものではない。なぜなら、心
にあるものを口が話すのであり、
口以前に心が問題だからだ。幾ら
頑張って黙していても、心にある
事は喋る。肉は喋りたくてたまら
ない。その強い欲望に勝てない。
喋ってはいけない事を喋らずには
おれない。それが罪の性質であり、
自我だ。その肉はサタンの餌食と
なり、人間関係を壊してしまう。
心に無い事を喋るという人がある
が、それも心の状態を表している
のであり、心が真実でなくいい加
減だという事になる。言葉は必ず
その人の人格を表わす。肉から出
た言葉は、周囲を傷つけ害毒を流
して行く。隠れたものは、必ず明
るみに出る。舌の罪深さをよく認
識していよう。言葉でなく、心の
問題だ。悔い改めて、自らを明け
渡して行く時、主は心を変えて下
さる。その心は、御霊に支配され
喜びと平安が溢れる。御霊から出
る言葉は、愛と思いやり、優しさ
だ。舌は主を崇め、主に感謝し、
恵みを語る。そして、御霊の喜び
と潤いを周囲に伝染させて行く。
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心の内にあることが口先から溢れ
出てくる。ねたみや、高慢をその
ままにしていないで、主に対処し
て頂こう。いつも心の中が主への
感謝で溢れていますように。