2008年10月11日(土)

「あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい」ローマ16:17

分裂やつまずきを起こす人々が、現に
起きて来ると御言葉が警告している。
現実問題だ。そんな人なのだから、見
るからに粗暴、凶悪人物を連想してし
まうが、そうではなく「なめらかなこ
とば、へつらいのことばをもって純朴
な人たちの心をだます」という。見る
からに良さそうな、むしろへりくだっ
た、温和そうな仮面をかぶって来る。
だから純朴な素直なクリスチャンが、
簡単にこのような邪悪な人々に騙され
てしまう。「彼らは自分の欲に仕えて
いるのです」パウロが涙をもって語っ
た。多くの人がキリストの十字架の敵
として歩んでいると。彼らの本当の神
は、彼らの欲望であり、つまり心の奥
底は、「自分」の思いを通したい、
「自分」が認められたい、崇められた
い「自分」の都合に生きたいとの思い
だ。その自分中心のゆえに、自分の欲
望を神として行く。「教えにそむい
て」今の時代、様々な聖書もどきの教
えが氾濫しているので、よく警戒しな
ければならない。「自分に死に、十字
架を負い」の教えが無い福音は気をつ
ける必要がある。又、「自分の欲に仕
えている」人々から「遠ざかれ」とは
っきり教えている。遠ざかる事は大切
だ。悪意のある邪悪な人々からは離れ
よと。自分自身がまず自分の欲に仕え
ていないかよく自戒し、自分の欲を捨
てて、主に仕えて行こう。
・・・・・・・・・
「教えにそむいて」とあるように、自
分の好悪や感情でなく、「教え」が大
切だ。何事も御言葉の基準、土台にし
っかり立って判別し、従って行けるよ
うに祈っていよう。