2008年12月11日(木)

「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる主の救いを見なさい」出エジプト14:13



有名な紅海横断の箇所がある。出エジプトを果たしたイスラエルに、前は紅海、
後ろは追っ手、エジプト軍えり抜きの戦車部隊とエジプトの全戦車が迫って来た。

前進も後退も出来ない。まさに身動きの取れない、断崖絶壁の窮地であり、絶体絶命であった。
しかし、主はこの事態の目的を「わたしの栄光を現わす」ため、「民は大いなる御力を見たので、
主・・を信じた」、つまり「神の栄光が現れるため」「民の信仰が強められるため」と言われた。

私たちも信仰人生の中で、絶体絶命の窮地に立つ事がある。
全くどうして良いかわからない、身動きの取れない状況に陥る。しかし、まず落ち着こう。

「恐れるな」「しっかり信仰に立て」「わたしが戦う」との御言葉を受け取り信じよう。
神は海の真ん中に道を造られた。道無き所に、道を造られる。

必ず道ができ、絶体絶命の事態を導かれる。耐えられない試練は、まず目の前に来ない。
神の栄光とは、神にしか出来ない事が起こり、それがまさに神である事がわかる事だ。

ある人は経済的窮地に陥り、生計立たず、途方に暮れた。
しかし「恐れるな、信仰に立て、わたしが戦う」に乗っ取って必死に祈った。

するとピッタリの仕事が向こうから来て、皆で神の栄光を拝した。窮地は機会、今窮地なら、
神のチャンスだ。
-----------------------------
最悪の状況の中で、この状況を動かしておられる神様に目を転じるなら、心は不安や恐怖から
守られる。そして、その時から神様の栄光を待ち望めるよう変えられる。しっかり信仰に立っ
て見ていよう。