2009年05月10日(日)

「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え・・」エレミヤ33:3

ある女性がチームで仕事をしていた。あるプロジェクトで、皆で、案を持ち寄る
が、なかなか良いものがなかった。

ある日の早朝、突然アイデアがひらめいた。それをすぐリーダーに電話すると、
「それで行こう!」と決定になった。即、皆が集まり、その案に従って準備をし
た。
しかし、思った以上に準備が大変である事が判明し、時間には迫られ、皆のイラ
イラはつのり、ピリピリして、張り詰めた空気になり、一発触発状態だった。

誰かが何か言おうものなら、不満が爆発しそうだ。リーダーが余りの大変さに、
つぶやいた。早朝出勤して、食事もしていないと。

女性は、自分が責められているように感じて、内心「それが私のせいなわけ?」
と、ムッとなった。思わずキツい言葉を発しそうになり、その瞬間、自我だ!と、
心で「神様!助けて」と心で叫び、呼ばわった。

すると、口から出た言葉に、自分が驚いた。「ごめんなさいね。私がこんな案を
出したばかりに、皆に忙しい思いをさせて」。

すると、リーダーが、ハッとした表情で「いやいや、君のせいじゃないよ。こん
なに素晴らしい案を出してくれたんじゃないか」皆が「そうよ、そうよ。あなた
は何も悪くないよ」。

その瞬間、その場の空気が完全に一変した。荒んだ状況が、暖かい思いやりと、
温もり、潤いで満ちた。
職場に神が働かれた。皆で、和気あいあいと助け合って、その仕事は成し遂げら
れた。どんな時も、助けを求めて、主に呼ばわろう。主は働かれる。

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イライラ、トゲトゲの荒んだ状況の時に、誰かがへりくだると、その場に御霊の
潤いと温もりが現れる。自我は王様だが、主にすがり、呼ばわる時、主の助けが
臨む。祈る事、求める事は、自分にはできませんとの表明だ。主が出て下さる。