2010年06月09日(水)

「彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて・・彼らは打ち負かされた」U歴代20:22


モアブとアモンが攻めて来た時、ヨシャパテ王はどうしたか。全国に断食を布告し、ただひたすら主を求め、祈った。窮状を主に祈り訴えた。すると、主はレビ人ヤハジエルを通して語られた。この戦いは神の戦いであり、主が共にいるから、恐れず出陣せよと。これを聞き、ヨシャパテはひれ伏して、礼拝し、神を賛美し
た。

歌う者たちが賛美をし、喜びの声、賛美の声をあげ始めた時、主は伏兵を設けて、奇跡的勝利を与えられた。神の働きであった。この箇所から問題への対応を教えられる。その悩み、問題、困難だけを見ていると、私たちは圧倒され、飲み込まれ、失望落胆し、敗北してしまう。

しかし、ヨシャパテのように、まずその問題を主の前に持ち出し、主に訴え祈ることだ。自分で何とかしようとせず、主にお委ねする。すると、主は答えて下さり、御言葉を送り、励まし慰め指針を与えて下さる。感謝し、賛美して行く時、主が戦い、勝利を与えて下さる。不思議に問題が解決して行くのを見る。

暗い牢獄の中で、パウロとシラスも、幾らでも苛立ち、愚痴や不満が出たであろうに、彼らはそうでなく感謝し賛美し、祈りをしていた。その時、神の奇跡が起き、結果的に人々が救われた。感謝することは信仰であり、その事態に神の主権を認めることだ。そこに神は働かれ、伏兵を設けて、奇跡のわざをされる。
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神様を頼りに、委ねたつもりでも喜べないのなら、自分の手にまだ問題を握っているのだろう。主に委ねるしか解決は無いのだから完全に明け渡し、委ねられるよう祈ろう。そして感謝し賛美し望みをもって奇跡のわざを待っていよう。