2010年08月09日(月)

「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに、ヨルダンに身を浸した。すると・・きよくなった」U列王5:14



ナアマンは奇跡により、らい病がいやされた。どんなに喜びに満ち溢れた事だろう。なぜナアマンはその祝福を受けられたのか。まずは、妻に仕えていた若い娘の「サマリヤにいる預言者が、ご主人様のらい病を直してくれる」との言葉に耳を傾けた。聞く耳があったことから、事は始まった。

そして、エリシャに癒しを願うが、エリシャは、使いの者により、ヨルダン川で身を洗うよう伝言した。荘厳な癒しの儀式を思っていたナアマンは、出て来る事もせず、軽く扱われた事にプライドがひどく傷つき、腹を立てた。怒って帰途につくが、そこでしもべの提言を受け、ナアマンは耳を傾けた。

我を通さず、しもべの言う事を聞き、エリシャの言葉に従った。すると、奇跡が起きて、その言葉通り、きれいな身体に戻り、きよめられた。ここで、従う事の大切さを学ぶことができる。

彼は将軍であり、王からも重んじられていた。地位と立場ゆえ、人の忠告はなかなか聞けないものだ。特に部下や、年下の言う事は素直に聞けない。
しかし、痛い忠言に耳を傾ける事はへりくだりだ。そして、エリシャを通して告げられた神の御声に従った。

その時、奇跡は起きた。従う事なしに、みわざを見る事はない。今、神の導きを受け、御霊の促しがあるなら、無視せず、なおざりにせず従おう。主のみわざを見る。
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御言葉を読み、静かな御霊の声をよく聞き分け、そして従って行きたい。信仰が知識だけではなく、実生活で血となり肉となるために、従い、そこで見せられたみわざを通し深く神様を知って生きたい。