2010年12月10日(金)

「彼らの言うことを聞き、彼らにひとりの王を立てよ」Tサムエル8:22

イスラエルの民がサムエルに王を求めた。しかし、これは御心にそれた事だった。サムエルは主に祈ると、主は「民の声を聞き入れよ。それはあなたを退けたのではなく、このわたしを退けたのだから」と言われた。

主に示された通り、サムエルは民に厳しく警告し、王の権利を告げた。自分たちの王ゆえに、助けを求めても、その日、主はあなた方に答えて下さらないと。しかし、民はサムエルの言う事を聞かず、どうしてもと、王を求めた。

その時、主は、彼らの言う事を聞き、一人の王を立てよとサムエルに言われた。時々、自分の肉でした事、又、計画が成功するように見える事がある。その時の間違いが、これは神が認めて下さったと勘違いする事だ。しかし、そうではない。

後に、苦しい刈り取りをする事になる。私たちが頑固な意志で、どうしても行くと聞かないので、神が許されたに過ぎない。その結果が、苦しい訓練となって返って来る。「あなたがたは王を求めて、主の御心を大いに損なった」民は王に苦しめられ、懲らしめを受けた。

自分の都合の良い御心は、実は自己中心なわがままだ。主は懲らしめられる。そして、その懲らしめこそが、神の深い愛であることを知る。尚も主の憐れみは深く、訓練を通して、練り、造り変えて行って下さる。
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祈り求めて行く中で、正しい求めであるかそうでないかを神様に聞いて行き、自分の思いをそがれ、砕かれ、神様の下さる良いものだけを受けます、の態度で祈って行きたい。