2012年09月06日(木)

「そして、ふたりが舟に乗り移ると、風がやんだ」マタイ14:32




弟子たちが舟に乗り込み、向こう岸へ渡ろうとしていた時に、嵐に会った。舟は陸からもう離れていて、引き返す事もできず、湖で立ち往生だ。暗闇で、波と風に襲われ、どんなにか恐怖であったろう。そこに主が来られた。そして、ペテロと共に、主が舟に乗られると風がやんだ。「彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。舟はほどなく目的の地に着いた」の通り、目的地に着いた。

この箇所で、主が舟に乗られると風が止んだ。つまり、問題の中で、心を開き主を受け入れる時、風がやみ平安が臨む。目の前に、問題が来る。その一つ〃に無意味なものはない。主が目的と意図を持ち送っておられる。何かを教えようとしておられ、その問題に主からのメッセージがあり、伝えたい事がある。そのために送られている。その問題を主からのものと、受け入れる時に、状況と自分だけを見ていた目が、主に移り、神視点で見える。平安が来て、教えようとしておられる事を悟れる。

ある人が、主のためにイベント準備中に、病に倒れ入院となった。「何で?この時に?こんな事に?」心がざわついた。心照らされ、自分がその祝福の場におれない事に、反抗的になっている姿を見せられた。悔い改め、状況を主からのものと受け入れた時に、すうっーと平安になった。そして祈りの奉仕を示され、病室で祈り、その祈りは見事に答えられ、イベントは大いに祝福された。
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どんな状況の中でも主と共におれば、心は凪となると頭でわかっていても、まずは状況と心が一致してしまい、恐れや不安にのみ込まれそうになる。問題が起こるたびに、すぐに主のご計画を信じられるよう祈り、主と共にこの問題の中にると覚えよう。