2013年08月10日(土)

「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要 なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与 えなさい」エペソ4:29 



職場、学校、近隣・・どこでも人の集まる所、悪口と噂話で満ちてい
る。罪の性質は、悪口、噂話が好きで心地良い。「陰口をたたく者
のことばはおいしい食べ物のようだ。腹の奥に下って行く」と御言
葉にもある通りだ。肉には美味しい食べ物のようだと。そうでなけ
れば、これほど悪口が、まんえんする事はない。

そして「心に満ちていることを口が話す」とあり、口が話す前に、
心に罪の思いがある。「妬みや敵対心のあるところには、秩序の乱
れや邪悪な行ないがあり」、悪口が出る心に、隠れた妬みや憎しみ
が存在する。主に思いを打ち明け、御霊に探ってもらい、悔い改め
よう。相手への妬みや憎しみが、相手への祝福の思いに変えられる
なら、どんなに平安なことだろう。

又、悪い言葉、不信仰な言葉は伝染する。カナンに斥候が遣わされ
た時、カレブとヨシュア以外の10人は、肉の目に見える現実のみを
信ずるところとして告白した。攻め上れない、民は自分たちより強
い、自分たちがいなごのようだと。
その不信仰な言葉は民に伝染し、大きな影響を与え、全会衆が恐れ、
不信仰に陥った。泣き明かし、エジプトに帰ろうと言い出した。

しかし、目に見えないもう一つの現実がある。主に視点を置いて、
御言葉に立ち、他者を生かし、建て上げる、信仰の言葉が語れたな
ら、どんなによいだろう。心に満ちていることを口が話す。主との
交わりにより、自分自身がまず満たされよう。

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言葉が出る前に、心が大切だ。心が御霊に導かれる時に、主にかな
った言葉が出て来る。心の目が、どこを見ているだろう。不満や愚
痴なら、その言葉が出て来る。信仰の言葉が口から出るよう、主を
見上げていよう。