2013年11月09日(土)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5

  

私たちは、しばしば悩みや問題にぶつかる。その問題は、大きな壁
のように、自分の目の前に立ちはだかる。ああでもない、こうでも
ないと悶々とし、その問題に飲み込まれ、捕らえられてしまう。そ
の悩みの最中は、出口の無い真っ暗なトンネルのように感じる。

真っ暗闇で何も見えない。試練は必ず出口があるトンネルなのに、
その渦中ではこの真っ暗闇が永遠に続くように思えてしまう。苦し
くてたまらず、祈るのだが、とにかくその苦しみから逃れたいばか
りだ。助けて欲しいばかりで、すぐに解決して欲しいとあがき、も
がく。

この苦しみを何とかして欲しい一心だ。主に委ねることだと頭では
わかるが、しかし、一番の問題は委ねられないという事だ。底に、
主に委ねられない自分がいる。頑なな自我がある。祈りながらも、
自分で何とかしようと、あれこれと方策を模索し探り回る。しかし
どうにもならない。

その問題を主に委ね、自分自身を明け渡す事が出来た時に、光が射
して来る。問題自体の解決より前に、心が平安になり、解き放たれ、
解決も同然となる。自分が変えられる。

今、あなたも困難に、問題に、ぶち当たっているだろうか。心が苦
しく悶々状態だろうか。あなたも、一番必要な祈りが「委ねる事が
できますように」かも知れない。しかし、これが自分では出来ない
ので、主の助けを求めよう。

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一番大きな問題は、「委ねることができない」ということだろうか。
明け渡すことができない。自我が自分でしようとして、握り締めて
放さない。「委ねることができるように助けて下さい」と祈ろう。
主は祈りに答えて、助けて下さる。