2014年06月09日(月)

「すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい」エペソ6:18


信仰生活で、デボーションがなかなか持てずに、悩む事があるだろ
うか。聖書を読もう、祈ろうと思うのだが、何となく気分が乗らず
に、ぐずぐすしてしまい、先延ばしにする。朝の追い立てられた時
間は、あっという間に過ぎる。職場へ、学校へと急ぐ。主婦は、先
に掃除をしてから、その間に洗濯機も回して・・との思いに引っ張
られて行くと、的確に次々になすべき事の思いが来て、気がつくと、
もう夕飯を作る時刻になっている。

夜は、テレビを観てしまう。ああ、今日も聖書を読む時間が無かっ
た・・。「ベスト」の一番の敵は「ベター」だと言われている。次
善のものに忙殺される。そして気づく。自分の心の内にも、頑なな
ものがあり、デボーションを持とうとしない自分がいることに。

ある人が、ハードな仕事に追われる日々、時間が無いから、静まる
時間が持てないと思っていた。ああ時間が欲しいと。そんなある日、
突然の休みを得た。しかし大喜びで遊びほうけてしまい、全く主と
の交わりを持たなかった。その時、時間でなく、自分の問題だと気
づかされた。頑なな自分を認めて、悔い改め、御前に出たその時に、
幸いな交わりが上から与えられた。

常に、神に近づかせたくないサタンの強い妨害がある事、サタンが
肉に働いて来る事、その事も気づかせられた。「私たちの格闘は・
・悪霊にたいするもの」交わりを妨げようとする、霊の敵との戦い
である事に、身を引き締められた。
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デボーショんを始めると、ふいに部屋の隅のほこりが気になり拭き
たくて仕方なくなる。私のベターは朝の家事だ。御父との交わりの
時は必ず妨害がある。自分の良い時を決めて意志で静まり御前に座
りたい。