2015年03月10日(火)

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです」ピリピ2:13



神は、私たちの内に、ああしよう、こうしようとの志を与えて下さ
る。そしてその事を行なわせて下さるとある。志を与えられて、自
分の力で成し遂げて行くのではない。必要な力は神から来る。だか
らと言って、私たちは何もしないのではなく、「事を行なう」のは
自分自身だ。

そして、それは、御霊の力によるのであって、肉の力の頑張りでは
ない。自分で頑張るのではない。祈っていれば良いのでなく、祈り
つつ、御霊の力によって労して行く。例えば、水泳を身につける時、
ただ祈っていれば、習得できるのではない。祈りと共に、ノウハウ
を知る事と、練習をする事が必要だ。どの競技でも同じだ。

地道な練習によって身について来る。楽器の演奏も同様だ。祈りと
共に、演奏の仕方を学び、こつこつと絶え間ない訓練によって、演
奏できるようになって行く。「私は自分の努力したことがむだでは
なく、労苦したこともむだでなかったことを、キリストの日に誇る
ことができます」。主にあって、努力する事が必要だ。

だが、肉の努力ではなく、祈りによって、その努力する力が与えら
れる。「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでも
できるのです」。「私を強くしてくださる方によって」、御心によ
って、志が与えられた事柄を成し遂げる事ができる。今、目の前に
みこころを示されていたら、実行して行こう。
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志と同時に神は実行する力も与えてくださるということをよく忘れ
る。すぐに結果が出なければ祈りをやめてしまったり、恐れ退いて
しまう。用いてくださる神を信じ、与えられた志を大切にしよう。