2015年10月10日(土)
「神を愛する人々・・神のご計画に従って召された人々のためには、 神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知 っています」ローマ8:28
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ある人の子供が、進路で挫折した時に、どんどん道をそれて行った。
問題行動を起こし、暴走族グループに入り、家を出た。やがて薬物
で、警察沙汰を起こし、逮捕された。親は、悩み、苦しみ、思い煩
い、そして、どうしてこんな事にと、心の内で子供を責めてしまう。
怒りも湧く。
又、自分も責めて、落ち込んで行く。体面もズタズタだった。非常
な苦しみと悲嘆の中で、主の御前に行き、心を打ち明け、祈りに祈
った。絶望、怒り、落胆、嘆き、悲しみ・・、混乱状態の心の内を、
あるがまま主に告げて行った。
祈り続けていた時に、「わたしはあなたがたのために立てている計
画をよく知っている・・それは災いではなくて、平安を与える計画で
あり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」と語られ、
この事も主のご計画の中にあり、平安と将来と希望のためのものと
信じることができた。その信仰も与えられたもの、主からのものだ
った。
その時、現状は,ぐじゃぐじゃなのに、心が不思議に落ち着いて平
安になった。主の平安だった。そして受け入れられなかった現状を、
子供自身を、あるがまま受け入れることができた。変えよう、変え
ようとしていた子供を、無条件に受け入れられた。
自分自身が砕かれ、変えられた。自分でなく、神の力だった。それ
から子供は変わって行った。悔い改めて、立ち直ることができて、
新しい歩みに導かれた。主に在る時、万事益、御言葉の通りに成っ
た。
・・・・・・・・・・・・
何のなすすべも無い中で、ただ祈り、祈り続けていると、御言葉
が来る。その御言葉には力があり、まだ解決していないが、不思議
に心が落ち着いて、まだ見ていないのに、喜びが来る。信仰は聞く
事から始まり、御言葉から来る。とにかくまず祈ろう。
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