2017年11月09日(木)

「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない」箴言16:3


ある人が、お酒を断とうとしていた。酒屋に近づいた時に、「主よ、
もしお酒を買う事が御心でなければ、駐車場が空いていませんよう
に」と祈った。すると駐車場は空いていた。笑ってしまうが、私達
も同じような事をしているかも知れない。主よ、御心なしたまえと
求め、御心を、と祈るのだが、実は自分の内では、もうしっかりと
プランは定まっている。

主からの認め印が欲しい。もし心ですでに決まっているなら、自分
の計画にそぐわない御言葉は排除してしまう。そして自分に都合の
良い御言葉しか入らない。無意識にそうしてしまっていて、気づか
ない。間違った方向に進まないためには、自分の計画を一旦、主に
委ねるのが良い。主に明け渡すことだ。

その計画が御心なら、主によって返って来るし、更に揺るぎないも
のとして、確信が与えられ、そして主により成し遂げられて行く。
又、御心でないなら、成って行かない。いつも祈りは「主よ、こう
して下さい」「ああして下さい」「主よ、こっちへ来て下さい」
「あっちへ行って下さい」だろうか。

そうではなく、「私は」「私は」でなく、「主は」私に、何を願い、
どんな御心を持っておられるのか、主のみ思いはどうなのか、祈り
の中で問うてみよう。御心の計画は、どんな紆余曲折を通ろうとも、
必ず成し遂げられる。
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自分の強い思いが御心であったらとの目で、御言葉も環境も見てし
まいがちだ。迷っていればいるほど明け渡せるように祈りたい。み
こころのままに働かれる主の導きを砕かれた心で聞きたい。