2019年01月10日(木) 「主は仰せられた。『外に出て、山の上で主の前に立て』」T列王19:11
「主は仰せられた。『外に出て、山の上で主の前に立て』」T列王19:11
エリヤは、バアルとの熾烈な戦いで、大々的勝利を遂げた。神の栄 光が満ちる大いなるみわざであった。しかしその直後、怒ったイゼ ベルがエリヤ殺害を命じた。するとあれほど勇敢に戦ったエリヤが、 イゼベルの脅しに怯えて逃亡した。信じられないが、霊的勝利の後 は、特に危険と言われている通りだ。特別にサタンの攻撃と誘惑が 臨む。 身を慎み、へりくだって、いっそう主に拠り頼む必要がある。あの 力強い信仰と祈りで戦った勇敢なエリヤが、恐れて逃げた原因は、 イゼベルの言葉だった。神の言葉よりイゼベルの言葉を受け入れて しまった。するとイゼベルの言葉に支配され、動かされてしまう。 どの言葉を聞くかは極めて重要だ。 私たちは心にどの言葉を入れているだろう。神の言葉か、思い煩い、 恐れ、不安を入れて来るサタンの言葉だろうか。神はエリヤを眠ら せ、食事を与え、それを繰り返し、まず十分な休息を取らせられた。 しっかりと身体の回復を与え、ホレブの山に向かわせ、山上で主の 前に立つように命じられた。激しい大風、地震、火の後に、かすか な細い声があった。エリヤは、その細い小さな御声に、一心に耳を 傾けた。 神は、エリヤの思い込みの間違いを訂正し、エリヤに新たなる使命 を授けられた。死を願って、気力を喪失していたエリヤが再び、神 の使命を遂げるために立ち上がった。スランプ、無気力から脱出す るためには、ただただ神の御前に静まり、細い小さな御声にじっと 耳を傾けることだ。神との交わりから、新しい力が湧き上がる。御 霊の力によって、もう一度、立ち上がらせて下さる。 ---------- 私たちが本当に慰められ、立ち上がることができるのは、主から来 る霊の言葉によってだ。ネガティブな言葉が自分の内から湧いてき ても意識して流そう。空っぽの心で主の御言葉を聞こう。