2019年02月07日(木)

「あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです」創世記3:5



サタンは、何の考えも計略もなく、行き当たりばったりに攻撃して
来ない。徹底した策を練り込み挑んで来る。「サタンの策略」と言
われているからには、相当の用意周到の策があるという事だ。サタ
ンがエバを誘惑した時に、目が開け、善悪を知り、神のようになる
ことを「神は知っている」と言った。

つまり暗に、人が神のようになるのが嫌だから、禁じているのだと。
ふっとした不満な思いへと誘い、疑いを生じさせ、不信感へと誘惑
したのだった。サタンは私たちに同様に誘惑する。罪を犯した時の
事を振り返ってみよう。そこに何らかの不満が無かったか。罪の裏
に不満が見え隠れする。心に不満が忍び寄ると、感謝も賛美も失せ、
恵みが消えてしまう。

最近失敗した状況を振り返ってみよう。対人関係において、イライ
ラして怒りを自制できなかった事、きつい言葉、悪い態度、その裏
に不満が無かったか。不満はサタンの巧妙な策略だ。不満という餌
で、罪に誘われてしまう。喜びと平安を失ってしまう。それは神へ
の不信感、疑いへと発展する。神は愛していると言うが、愛されて
などいないと、ささやいて来る。目の前の状況はどうだと。

愛されているなら、こういう状況にはならないはずだと。知らず知
らずに、疑いが忍び寄る。サタンの策略だ。もろに神や御言葉を否
定しては来ない。「ほんとうに?」とささやいて来る。お腹をすか
したライオンをわきまえ、御霊の助けを祈っていよう。必ず守られ
助けられる。
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食べてはいけないのは一本だけ、むしろ食べられる実ばかりなのに、
どの木の実も食べられないと思い込んでいく。サタンの誘惑に事実
が見えなくなっていく。気づけるよう祈り、御言葉に立っていよう。