2002年09月08日(日)

「するとただちに、サウロの目からうろこのような物が落ちて、目が見えるようになった」(使徒9:11)


生まれつき目が見えない人が、手術を受け、
初めて見えるようになった時、周囲は単純
に大喜びする。が、本人は何もかもが、目に
入るものが初めての経験だ。見る物を一つ
一つ考える事から始めなければならない。
なぜなら、今まで視覚以外の方法で、物を
認知してきたからだ。パウロはダマスコ途上
で、突然の天からの光に照らされ、視力を失
った。再び見えるようになった時、視力と同時
に主から霊の目を頂いたのだ。パウロは3年
間、アラビヤにいた。恐らく神につき、人生に
つき学び直した事だろう。私達も救われて、
霊の目で物事を見るようになるまでには、時間
がかかる。神との関係が育ち、信仰に成長し
て行きながら、生まれつきの価値観でなく、
霊的な目で物事を判断して行く。お互いに
忍耐が必要だ。特に、生まれたばかりの
クリスチャンは忍耐持ってよく見守って
あげる必要がある。あなたがして貰った
ように。