2019年09月09日(月) 「ダビデは主に伺って言った。『あの略奪隊を追うべきでしょうか。追いつけるでしょうか』するとお答えになった『負え。必ず追いつくことができる・・』」Tサムエル30:8
「ダビデは主に伺って言った。『あの略奪隊を追うべきでしょうか。追いつけるでしょうか』するとお答えになった『負え。必ず追いつくことができる・・』」Tサムエル30:8
サウルに殺害すべく追われていたダビデは、ペリシテの地に逃げ込 んだ。その時、首長たちがダビデが裏切るといけないので、一緒に 戦いに出すなと言った。それはダビデが同胞と戦う事から守るため の、神の介入であった。そのためダビデは引き返した。すると、何 と町がアマレクに攻撃され、焼かれ、彼らの妻も子供も皆連れ去ら れ、町は廃墟になっていた。 それを見て、ダビデも部下たちも大声で泣き、ついには泣く力も無 くなった。ダビデの妻たちも連れ去られた。民たちは、妻や子供た ちが略奪された事で、余りにも衝撃が大きく、パニックで、ダビデ を殺そうと言い出した。ダビデは、サウルから逃げてここに来たが、 今、部下達に殺されそうになっている。その窮地にダビデはどうし たのか。 「しかしダビデは彼の神、主によって奮い立った」。ダビデは、ま ず主に向かい、祈ったのだ。「略奪隊を追うべきですか」主は「追 え。必ず追いつける、救い出せる」と答えられた。そこで追撃を開 始するや、途上でアマレクの奴隷に会い、その奴隷の手引きで彼ら の居場所を突き止めた。すべて神の計らいであった。敵を討ち負か し、妻や子供、奪われた物全部を取り戻した。奪われた物は、何一 つ失わなかった。 非常に悩んだ時に、ダビデは「彼の神、主」によって奮い立った。 祈り、御声を聞いて、その導きに従った。窮地の時は、「自分」に でなく「私の神、主」により奮い立たせていだだこう。主は事態を 導いて下さる。 ----------------- 想定外の問題が起こると必ず最悪の結果が浮かび、今日より悪い明 日を思い落胆してしまう。主に祈り、主の御言葉によって事態を見 ていこう。失望の中から主への信仰に立てる。主が導いてくださる。