2020年09月09日(水) 「あなたがたの思い煩いをいっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」Tペテロ5:7
「あなたがたの思い煩いをいっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」Tペテロ5:7
主は「何も思い煩わないで・・」と言っておられる。「何も」「い っさい」思い煩うなと。今、現在、あなたが思い煩っている、その 事も含まれる。思い煩わなくて良いとは、何という解放だろう。安 堵だろう。しかし、思い煩わなくてよいと言われても、思い煩うの が私たちだ。心の底を見て行くと、確かに思い煩いを、自分が選択 している。 苦しくてそれから逃れたいはずなのに、選択している自分がいる。 思い煩いから逃れたいのだが、心配していないと不安なのだ。冷静 になって考えると、思い煩いの対象を、その事を寝ても覚めても考 えている。そして繰り返し繰り返し思い煩う度に、その不安は更に 強固なものとなりモンスターになって行く。常に思っているのだか ら、ますます膨れ上がるのは、当然だ。 人はその思う通りの人になって行く、とある。自分で思い煩いをど んどん育て上げている。つまりは、サタンが、思いに吹き込む火矢 を拒否しないで、受け入れ、同意し続けている。サタンが思い煩い に誘惑し、攻撃している。繰り返し繰り返し考え、尚も考え続け、 心が壊れるまで考え続けるかも知れない。 逆に御言葉をそれほど繰り返し繰り返し思い、常に思い続けたらど んなに良いだろう。それほど御言葉に思いを潜めるなら、御言葉が 自分の思いとなって行く。主は「いっさい神にゆだねよ」と言われ る。心の底では、自分が握っていないと、主に手放す事は不安なの で、ゆだねられない。手放せないと祈り、助けを求めよう。主が委 ねられるようにして下さる。 ----------- 明日の事がわからないから恐れも不安も確かにある。どこに逃れの 場があるだろう。心配していれば安心だろうか。思い煩いはサタン との会話だと気づこう。力強い主の下に助けを求めよう。