2021年01月10日(日)

「蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると鳥が来て食べてしまった」マタイ13:4


種は神の言葉であり、耕地でなく、人が行き来する固い道ばたに落
ちた。もし大切な物なら、道ばたに落ちたまま放っておくだろうか。
もし放っておくなら、それは捨てても構わない、どうでもいい物と
いう事になる。道ばたの心は、本心では神の言葉をそんなに大切な
ものとは思っていない事になる。

気に留めていない。関心が無い。だから「悪い者が来て、その人の
心に蒔かれたものを奪って行く」と。悪魔が来て、信じて救われる
ことがないように、心から御言葉を奪い去ってしまう。心に入らな
いという事は、結果的に聞かなかった事と同じになってしまう。そ
うであれば、実を結ぶ事ができず、自分が変えられて行く事もない。

御言葉を聞く態度はどうだろう。主が、出エジプトの際の奇跡で、
激しい雹を降らせるから、今すぐ家畜、野にあるすべてのものを避
難させよと言われた。雹で、人も家畜もみな死んでしまうからと。
その時、主の言葉を恐れた者は、言われた通りに、しもべ達や家畜
を家に避難させた。

しかし、主の言葉を心に留めなかった者は、御言葉をないがしろに
し、しもべ達や家畜をそのまま野に残した。激しい雹はことごとく
を打ち砕いた。主の言葉を畏れるなら、言葉を受け取り、必ず行動
が生まれる。聞き従って行く。

私たちは御言葉をどう聞いているだろう。主の言葉を軽んじて、な
いがしろにし、聞き流しているだろうか。主の言葉には力がある。
愛があり、真実があり、、主のわざを成し遂げて行く。主の豊かな
祝福にあずかる。祈って、御霊に助けられて、御言葉に耳を澄まそ
う。そして御言葉に従おう。

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御言葉を聞いて、従うなら、100倍の実を結ぶ。まず御言葉が無い
限り、信仰も、結実も無いので、御言葉に向く姿勢は非常に大切だ。
漠然と成長する事はなく、御言葉である種が芽吹き、茎となり実
を結ぶ。聞く態度を助けられて、聞いた言葉に従おう。