2021年07月10日(土) 「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編3 0:5
「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編3 0:5
信仰人生において、担いきれない重荷を抱え、どうしてよいかわ からない、重苦しい暗い夜を経験する。心は押しつぶされて、もう だめだと思いそうだ。苦しい試練の時だ。しかしずっと夜のままで はあり得ない。夜は明けて、必ず朝が来る。これは何と慰めだろう。 試練には定められた期間がある。暗いトンネルは必ず出るように、 神が定められた時から1分たりとも延びる事はない。主が時を定め ておられる。逆に、人は成功が続く時こそが危ない。莫大な遺産を 受け継いで人生を滅ぼした人は少なく無い。成功の中で、自らを律 っする事の出来る人はまれだ。サタンから来る高ぶりの誘惑にやら れてしまう。 自分の力を誇って行く。又、順境で神を求めなくなる人も少なくな い。人がひたすら求めるのは平穏無事だ。しかし、神無くして、や って行けてしまうので、主から離れてしまう。それも高ぶりの誘惑 が来ている。主が送られる試みは、必ず私達の素晴らしい益だ。 試練の時は、何もかもが光を失い、真っ暗闇に思える。が、主のよ みがえりを覚えよう。十字架で弟子達はつまづき、落胆絶望した。 万事休す、何もかもが終りだ。しかしその時に世界が一変した。死 から命へ、暗闇から光へ、悲嘆から溢れる喜びに変った。必ず夜は 明ける。今の苦しみは喜びに変わる。明けない夜は無い。必ず喜び の叫びがある事を信仰により見つめていよう。 ・・・・・・・・・・・・ 涙の夜は明け、喜びの朝がある。幾度も〃も経験して来た。真っ暗 に見えるが、決してそのままではない。必ず暗いトンネルは出る。 よみがえられた主がおられるから。そのままにはされない。主を信 じていよう。夜は必ず明ける。問題は解決し、試練は終わる。