2021年12月10日(金)

「異邦人の中にあって、立派にふるまいなさい・・あなたがたのそ の立派な行ないを見て、おとずれの日に神をほめたたえるようにな ります」Tペテロ2:12



よく言われる言葉があるが、私たちは寒暖計の人生だろうか。外気
温の通りに、温度を表示する。寒ければ低温を、暑ければ高温を表
示する。つまり、気温そのままに反応する。相手が穏やかであれ
ば、
こちらも穏やかに対応し、相手が冷たければ、こちらも冷ややか
に、
攻撃されれば、こちらも反撃する。

これは反応する生き方だ。これでは、自分の幸せ、不幸せが、相手
によってコントロールされる事になる。すべて相手次第という事に
なり、自分が無い。ここ数日を振り返ってみてどうだろう。他人の
あの言葉やこの態度で、自分がアップダウンし、又、温かくなり、
冷たくなっていないだろうか。

他人の評価で一喜一憂し、喜んだり、意気消沈したり、人が気にな
って、〃仕方が無い。まず常に反応している自分に気づく事から始
まる。寒暖計のごとく、人に反応するのでなく、御霊に反応する事
を学ぼう。肉の反応に流されるのでなく、主の御心を行ない、導き
に従う事を決心しよう。

ある人が、職場で辛く当たられ、挨拶しても無視された。しかし祈
る中で、反応ではなく、御霊に従って生きる事を決心し、相手に関
係無く、相手が無視しようと、自分は挨拶をし続けた。そんな中、
相手のお陰で仕事がうまく行く出来事があった。素直に感謝の気持
ちを伝えた。

すると相手は驚いたようで、ぎこちない様子だった。しかしその
後、
親しい間柄となり悩みを相談されるようになった。証しの機会が与
えられた。
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人の感情に過剰に反応し、御霊の実を結べずにいるのは間違ってい
る。結果は誰によって決められているのだろう。気づけるように祈
っていたい。主の助けを受けて、どんな時も御霊に従おう。