2022年03月10日(木)

「「その人は悪い知らせを恐れず、主に信頼して、その心はゆるが ない」詩篇112:7



極度の心配性で、常に思い煩いに悩まされている人は多い。ああな
ったら、こうなったらと、先に起こるかも知れない事を想像して、
不安になり落ち込む。些細な事でも、不安材料をかき集め、まるで
現実であるかのごとくに、最悪のシナリオが出来上がる。最後まで
きっちり仕上がる。

ある人が、耳にした知らせから、どっと不安に襲われ、深刻な心配
と恐れにさいなまれた。大変な事になるのではないかと、まさに最
悪のシナリオをどんどん考えてしまう。しかしサタンの攻撃を踏ま
え、思いを、意志によりストップさせた。とにかく待とう。はっき
りと結果がわかってから考えよう。

そしてその時に対応策を講じればよい。主は助けて下さる。すると
心が平安になった。後報が来て、やはりその事は、杞憂であり、何
の問題もなく、良い方に向かって行った。この事を通して、一見、
悪い知らせに思える時は、主に祈り、主に委ね、はっきりするまで
主を待つこと。

そしてはっきりした時に、主に具体的になすべき事を求め、従えば
良いことを学ばされた。主は、私たちの想像と妄想に対して、どう
する事もできない。それは亡霊であり、現実に起きていないのだか
ら。架空のものを、主もどうにも出来ない。世の価値観でなく、主
の価値観に従おう。

そんな時は「静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信
頼すれば、あなたがたは力を得る」主を信頼していよう。そのよう
に祈ろう。主の示しに従う時に、最善へと導かれる。
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悪い知らせを耳にすると何かしておかなくてはと焦りが来るが、瞬
間、瞬間、自分の思いではなく主に心を定めて落ち着こう。遠い先
は見えなくても、一足ごとに主は導いてくださる。