2003年01月10日(金)

『彼は答えた。「私は園であなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました』(創世記3:10)


 アダムは、神から取って食べてはならな
いと命じられていた善悪を知る木の実から
取って食べ、罪を犯した。罪は、神を恐れ
させ、神を避ける者にしてしまう。
神から身を隠そうとさせる。また、罪は、
弁解、言い訳、偽り、欺き、言い逃れの中
に逃げさせる。アダムは神の命令を破った、
神に不従順であり、罪を犯した。しかし、
その罪より罪の結果の方が心配なのだ。
私達も同様だ。神に犯した罪よりも、罪の
結果が恐いのだ。罪を悲しむより、罪の結
果と将来起こる事を思い煩って、不安なの
だ。自分を欺かないで、罪をはっきり悔い
改める事に救いがある。愛に満ちた慰めに
満ちた神の御声が、罪を犯したアダムには
恐怖に聞こえた。罪だけが神と私達の間を
妨げる。罪の結果を取り繕うのではなく、
罪を見据えて悔い改めよ。