2024年07月10日(水)

「ヨシャパテを見つけたとき・・彼のほうに向かって行って戦おうと した。するとヨシャパテは助けを叫び求めた。それで戦車隊長たち は、彼がイスラエルの王でないことを知った」T列王22:32



イスラエル王アハブは、ユダ王ヨシャパテを誘い、アラムからラモ
テ・ギルアを取り返そうとした。400人の預言者に問うと、上って
行くようにと皆が言った。しかし預言者ミカヤだけは、反対の預言
をし、アハブ王が悪霊に惑わされている事、殺される事を告げた。
そんな中、アハブとヨシャパテはアラムと戦う事になった。

アハブは巧く逃れようと画策し、ヨシャパテに王服を着せ、自分は
変装した。敵を欺き、自分は助かろうとした。しかしアラム王は、
アハブだけを狙えと命令していた。ヨシャパテは、敵にアハブだと
間違えられたが、彼が主に叫んだ時、敵は彼がアハブでない事を知
り、引き返したのだ。神の介入だった。

そして一人の兵士が、何げなく放った矢が、何とアハブを射抜き、
彼は死んだ。別にアハブを狙ったわけではない。何げなく放った矢
だ。それがアハブに的中とは、驚くべき事だ。主が働かれた。まさ
にミカヤの預言が実現した。主の完全な主権と支配を見せられる。
人が何をどう画策しようと、主の御心が成る。

厳粛な事だ。それゆえ、その主を信頼し、自分の人生も、持てるも
のも、自分自身も委ねよう。委ねるなら、あなたの人生に最善のご
計画を成し遂げて下さる。そして、平安でいる事ができる。「あな
たの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださ
る」。
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何気なく放った矢は、完全な主の支配のうちからくる。主に信頼
し、主を頼ろう。どんな時でも、主の御約束が頼りで力だ。主を愛
し、頼る者を守ってくださる。