2025年09月10日(水)

「また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富を もって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます」 ピリピ4:19



他の訳では「あなたがたの"いっさい"の必要を」「必要(複数)」
ともあり、必要は、いっさい、完全に満たされると。私たちは、ど
うだろう。あれも、これもと、沢山の欲しいものがあるかもしれな
い。しかし、主が与えて下さるのは、欲しいものでなく、「必要な
もの」だ。

「だから、彼らのまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神
は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っ
ておられるからです」私たちは欲しいものを願うが、実は不必要な
ものも、多いかもしれない。信仰生活では、この区別は大切だ。自
分には何が必要なのだろう。それを見分けることができるよう祈ろ
う。

必要は、必ず与えられるとは、何という大きな恵みだろう。そこを
踏まえ、必要なものなら、必ず主が与えて下さるとの信仰に立とう。
そして続けて求めよう。その時に、幾ら祈っても、与えられない場
合は、自分の思いと、主のみ思いが異なっているのかもしれない。

自分はどうしても必要だと思うのだが、必要でないのかもしれない。
又、動機が間違っているかもしれない。「祈っても受けられないの
は、快楽のために使おうとして、悪い動機で願うから」とあり、求
めているその動機はどうだろう。

自分の利得のため、虚栄心、プライド、自己顕示欲のため・・隠れた
動機を御霊に探って頂こう。主は、動機を軌道修正し、きよめて下
さる。これらを踏まえつつ、必要をすべて満たして下さる主に、信
じて求めよう。
----------------
本当に必要なものは主が与えてくださるとは、何と感謝な約束だろ
う。自分の欲しいものが、本当に必要なものかどうか、今一度、信
仰に立ち主に委ねよう。