2004年06月09日(水)

「ぶどう酒が赤く、杯の中で輝き、なめらかにこぼれる時、それを見てはならない。あとでは、これが蛇のようにかみつき、まむしのように刺す」(箴言23:31)

蛇が火に取り囲まれていて、青年に助けてくれと言った。しかし、助けたら、お前は私に噛みつくだろうと答えた。絶対に噛みつかないと何度も約束した。それで、青年は蛇を救ってやった。すると、途端に蛇は襲って来た。約束したではないか!と言うと蛇は、噛みつくのは私の本性だからそうせずにはいられない、仕方ないと言った。酒も、諸々の誘惑も同様だ。その気にさえなれば、いつでも酒の力や悪い習慣など断ち切れると思っている。しかし、それは幻想だ。人を刺し、破壊するのは酒の本性だ。誰もそれに勝てない。だからそれを見てもならないと、最初から関わるなと警告しているのだ。自制力があるとたかをくくっているなら、あなたは刺し貫かれてしまう。心せよ。
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神は何もかもご存じで、幸せに歩める道をいつも指し示して下さっている。それに従うのが一番だ。神が関わるなと言われている事に、自分は大丈夫と高ぶるなら、結果は火を見るより明らかだ。火の中に、手をたとえ祈りながら突っ込んでも、必ず火傷する。