2005年04月09日(土)

「彼はおのおのその能力に応じて、一人には五タラント、一人には二タラント、もう一人には一タラントを渡し、それから旅に出かけた」(マタイ25:15)

一タラントは六千デナリ。一デナリが当時の
一日の給料なので、一タラントでも二十年分
の給料だ。たったの一タラントでなく、大変
な額を任されている。「能力に応じて」なの
で必ず神の助けによって、成しうる事、可能
な事が与えられている。地に埋めた者は神を
誤解していた。ひどい方、恐ろしい人と思い、
もし失敗して失うなら怒られ、責められると。
それで恐れて何もしなかった。失敗しすべて
を失うかもしれない。神はそんなリスクをも
覚悟の上で、私達を信頼して任せて下さった。
その大きな愛を何一つわかってはいなかった。
神は信頼して下さっている。神が与えて下さ
った賜物を用いて行く時に、人は充足感を与
えられ、人生を生き生きと生きる事ができる。
一人一人に能力と機会が与えられている。あ
なたに与えられた賜物は何か。
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愛する事にはリスクが伴う。裏切られたり傷
つくかも知れない覚悟がいる。腹をくくって
愛して行けるのは神がまず愛して下さったか
ら。今日は私を信頼して賜物を委ねて下さっ
ている神の愛を思いたい。