2006年03月10日(金)

「測り綱は、私の好む所に落ちた。まことに、私へのすばらしいゆずりの地だ」(詩篇16:6)



測り綱とは、土地を測るため
に用いられるものだ。それが
落ちた所が、結果的にどこで
あったとしても、自分の好む
所となり、素晴らしいゆずり
の地となるという事だ。主に
あるなら、苦しみから喜びが
生まれる。苦しみに会ったこ
とは幸せと、必ず言えるよう
になる。苦しみのその所で、
神を深く知るようにされる。
測り綱は「落ちる」のだ。
しばしば、自分で思い通り
の所へ落とそうとする。ど
う考えてもこれが最善との、
自分の思いがあり、自分の
道を自分で計画する。
しかし、自分では決して選
ばない道、どうしてこんな
事が、という事態こそが自
分を造り上げてくれるのだ。
後に必ず、あの時、あそこ
に測り綱が落ちたから、今
の自分があると言える。
一つ一つの苦しみが素晴ら
しいゆずりの地だったと必
ず言える。
-------------------
今与えられている地に感謝し
よう。そこは豊かな恵みの地
だ。信仰の目で見て、目的意
識をかきりもって今日も今置
かれた場所ではげもう。