2006年07月10日(月)

「主のことばを聞きなさい。主はこう仰せられる『あすの今頃、サマリヤの門で、上等の小麦粉一セアが一シェケルで・・売られるようになる』」列王記U7:1



子供すら食べるほどの、ひどい飢
饉の中でエリシャが預言した言葉
だ。その時、侍従が「主が天に窓
を作られても、そんな事はあり得
ない」と。エリシャは、「彼はそ
れを見るが食べる事はできない」
と言った。神がアラム軍を逃亡す
るようにされたので、誰もいない
中、食料が丸ごと残されエリシャ
の預言通りになった。その侍従は、
大勢が食料目がけて殺到した時に
踏みつけられ死んだ。
彼は神の言葉を信じなかったので、
恵みにあずかれ無かった。
なぜか。神の言葉でなく、自分の
考えを信じたからだ。今まで見聞
きし学び培われた、自分の思いが
あり、彼の考えでは絶対に有り得
ぬ事だった。あくまでも自分が基
準であり、神の言葉が自分の考え
に合えば受け入れ、合わなければ
捨てた。その結果、彼は自分の正
しさで滅んだ。これは警告だ。
私達はどうだろう。自分の思いに
従うなら、つまりは神の言葉を捨
てることになる。
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完全に頼る生活をしているだろう
か。困窮の時、自力で案をめぐら
せていないだろうか。まず祈ろう。
そして御言葉に頼るなら何も恐れ
ることは無い。