2007年06月09日(土)

「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから」民数記13:30

約束の地の前まで来た時に、12人の
斥候が遣わされた。戻った時、10人は
恐れて、民は強大で、自分達はいなご
のようで「攻め上れない」と怯えた。しかし、
ヨシュアとカレブは、上って行って占領しよ
うと人々を励ました。民は、出エジプト時
に神の超自然の偉大な力を体験してい
た。荒野においてもしかりだ。カナンの地
の約束も何度も聞いていた。しかし、斥
候達の言葉を聞いた時、神を信じる事
が出来なかった。12人は、全く同じ状
況を見たのに、信仰的に見るのと、不
信仰の目で見るのとでは、こんなにも違
う正反対の結論が出る。だいたい新し
い事を始める時に、8割方はまず出来
ない事から、計算を始めるそうだ。そし
て納得の行く説明がついてしまう。人間
は肯定的より、否定的考えの方が遙か
に強く、放っておくと必ず否定的方向へ
向かう。10人と民達は、神ではなく、
状況を肉の目でしか見なかった。しかし、
ヨシュアとカレブは、神の約束を見た。彼
らに導かれた人々は約束の地へ入って
行くが、不信仰に陥った民は皆、荒野
で死んだ。神は、「不可能」だと信じな
い人々と一緒に働く事がお出来になら
ない。私達の思考は否定的、悲観的
だ。神の言葉が思考となるよう、物事を
御言葉で判断して行く訓練が必要だ。
それには信仰の言葉を常に聞き続ける
事だ。
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あれだけの超自然の奇跡を見たに関わらず、
民のほとんどが不信仰のため荒野で滅んだ。
「信じない者にならないで、信じる者にな
りなさい」との御言葉に生きよう。