2007年11月09日(金)

「あなたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり・・」創世記3:5



サタンの誘惑の根本だ。神を捨て
て、自分が神になれる。つまり、
自分の思い通りに生きる事ができ
る。誰からも干渉されず、とやか
く言われず、自分のしたい事をし、
思いを通せるのだ。自分が神とな
り、王となり、自分の判断、自分
の力、自分の知恵で生きて行く。
誰に従うこともいらないのだ。何
と魅惑的で、心地良い楽しい事だ
ろう。私達の古い性質がまさにこ
れだ。アダムが選んだ結果だ。
「自分の考えこそは絶対だ」「私
の意見が一番素晴らしい」「誰に
も邪魔させない。干渉させない。
自分の思い通りにやる」古い性質
へのサタンの誘惑だ。自分の思い
通りに生きるようにと。肉は誰に
も従いたくない。ムクムクと自我
は頭をもたげてくる。それゆえ、
神に従う道は「自分を捨て、自分
の十字架を負い、そしてわたしに
ついて来なさい」だ。自分を捨て
なければ、従えない。神に従うと
は、自分の思いを下ろして、神の
御心を行なうことだ。神は私達を
愛しておられるので、様々な訓練
の中で、取り扱われる。頑なさを
砕かれる。思い通りにならない事
態を、目の前に置かれる。信仰人
生、自分の思い通りにはならない。
それこそが恵みであり、砕かれ、
変えられて行く。今、思い通りに
ならない状況なら、神が立ちはだ
かっておられ、状況でなく自分が
変えられる時だ。
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自分の思いを通し、なに不自由な
く暮らすの事が私たちの望む生活
だろうか。そうでなく、少しずつ
でも砕かれ変えられて行きたい。
意に添わぬ時も、主と共に歩んで
いると実感できるから平安だ。