2008年09月09日(火)

「どんなにか私は、あなたのみおしえを愛していることでしょう。これが一日中、私の思いとなっています」詩編119:97

言葉には大きな力がある。一言で、
長年かけて培われた信頼関係が崩
壊したという話も耳にする。身体の傷
は、時と共に癒えてしまうが、言葉で
受けたは、心深くに突き刺さり、いつ
までも癒える事がないと言われる。
又、反対に、言葉で、まさに生き返ら
された経験を持つ人々もいる。出口
の無い深い落ち込みの中で、ある人
の一言葉で、まさに死の淵からよみ
がえらされた人もいる。日常で、ほん
の一言の親切な言葉、思いやりの言
葉、愛情の言葉で、励まされたり、慰
められたり、立ち直れたりしただろう。
言葉の影響力は甚大だ。又、自らの
内で、常にどんな言葉を発している
だろう。「できない」「だめだ」「どうせ
私は」「いつもこう」悲観的、否定的
言葉を発していると、ネガティブ思
考となり否定的人生となってしまう。
「信じよう」「主にはできる」「必ずで
きる」信仰的、肯定的な言葉から力
強い信仰的人生となる。言葉は極め
て重要だ。普段どんな言葉を心で発
しているだろう。大人が外国語を習
得するには多大な時間が必要だ。そ
の外国語を意識して聞き続ける事が
不可欠だ。それなら、命の御言葉が
心に培われるために、絶えず御言葉
を反すうし、心に思い、何度も口ずさ
む事はどんなに大切だろう。自らの
心の内の言葉を点検してみよう。
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困難に突き当たった時、必ず呼応し
てしまうイメージは何だろう。それ
を命の力強い御言葉に置きかえて行
こう。一日中、私の思いとなるよう
に。