2008年12月10日(水)

「ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです」ヤコブ3:16



あるベテラン社員が、いつも周囲に仕事を教えていた。
多忙な中の事であり、負担であった。そこへ専門知識を持つ新人が入って来た。

周囲の人々が段々、よく知っている彼に聞くようになった。
最初は、荷が軽くなって喜んだ。ところがいつしか自分の心に妬みが生じている
事に気づかされた。

皆が彼のところへ行き、彼に注目が集まる事を妬んでいた。
自分の方がベテランなのになぜ?なぜ突然彼が自分より優位に立つのか?
嫉妬と憎しみが湧き、苦々しい思いに苦しんだ。

妬みや敵対心は、神からのものでなく、肉であり、悪霊からのものだ。
この思いを祈りにより神のもとへ持って行った。

御前で心を静めて、祈りの中で、心を探って行った。
なぜ妬むのか?敵対心を持つのか?心の奥の奥を探って行くと、人が皆、彼の方へ
行き、自分から離れて行ってしまう事を「恐れている」自分がいた。

もう自分は全く誰からも、必要とされなくなるのではないか。
彼がそれを奪ってしまった。それが憎しみになっていた。恐れに飲み込まれていた。

主の御前に自らの罪を悔い改めて、主に委ねた。
彼と良い関係が持てるように祈った。
あなたも心の奥に妬みや憎しみが潜んでいるだろうか。恐れがあるだろうか。
主に打ち明け、委ねて行こう。解き放って下さる。
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自己中心の肉により感情がアップダウンする。起きるたびに、気持ちにふたをせず
一つ一つ御前に持っていこう。妬みや嫉妬が自分にはあると気づける時、そこに
神様が臨まれる。