2009年03月09日(月)

「自分のものを自分の思うようにしてはいけないという法がありますか」マタイ20:15



この箇所は、ペテロの質問への答えの中で語られている。
その質問は「私たちは、何もかも捨てて、あなたに従ってきました。私たちは何がもらえるのでしょうか」だ。

主はそれに答えて「先の者があとになり、あとの者が先になる」と言われた。
金持ちの役人が、富を捨てる事ができず、主のもとを去った出来事のあとに続いている。

それを見てペテロは「自分たちは何もかも捨てて、従っているのだから、何をもらえるのか」と。それを受けて、主はぶどう園の主人の話をされた。

これは天の御国の価値観であり、先の者があとになり、あとの者が先になる、この世の価値観と正反対だ。

労働時間の長さに従い、でなく、逆の順で賃金を払い出した。
1時間、3時間〜12時間まですべて同額だ。この世ではあり得ない。計算が成り立たない。天の御国は、神の恵みが支配する世界だ。

受けるに値しない者に与えられるプレゼントだ。そして「自分のものを自分の思うようにする」神の絶対的な主権の世界だ。

「気前のいい」主人であり溢れるばかりに与えて下さるお方だ。
「天の御国は・・ぶどう園の主人のようなもの」ここでの主役は労務者でなく、ぶどう園の主人だ。
神の御国は、神が崇められ、神の栄光のための場所だ。これが御国の価値観だ。
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神様は、一人でも多くの人に恵みを分け与えたいと思っておられる。先に神様を知ったゆえの喜び恵みに感謝し、惜しみなく与えられる神様を賛美しよう。