2001年11月06日(火)

「主の前に静まり、耐え忍んで主を待て」(詩篇37:7)


 主を待ち望むとは、風邪で病院へ行き
医者に診てもらい正しい治療がなされる
のを待つ、ように思うかもしれない。
この聖句の「待つ」は、「出産する女性のよ
うな痛み」という意味の言葉から由来して
いる。静まって神を待つ人々は、強い、激
しい痛みの中で、信じて、神を期待するの
だ。ダビデは悩みの中で危険の中で、苦し
みの中で、神と交わりを持った。
心の内のすべてを神に打ち明けた。
ダビデは、苦しい状況の中で、痛みを感じ
ながら神を期待していた。神は、私達があ
りのままの心を持って神の御前に来る事を
喜ばれる。傷ついていない振りをする事を
求めておられない。
あなたの痛みをそのまま神のみもとへ持っ
て行け。神はその痛みを受け取って、取り
扱って下さる。私達自身が自分の痛みを知
っている。それを認める時に、私達は神を
信頼して行くことを学ぶ。
あなたはきれい事の中にいるか。自分自身
のありのままの姿を持って神の御前に行け。