2011年01月08日(土)

「・・それがあなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい」ヨハネ21:22

有名な例え話を聞いた事があるだろう。空を飛ぶ事、走り、水泳、木登りを訓練
する動物学校があった。うさぎは、走りは得意、しかし絶対に空を飛べないので、
ひどく落ち込んだ。リスは木登りは得意だが、やはり空を飛べない。劣等感にさ
いなまれ、走りも自信が持てなくなった。

鷲は空を飛ぶ事が大得意、しかし他の事はうまく出来ず自分を責めていた。速く
走ろうとして足を痛めた。アヒルは水泳が得意、しかし空を飛べないので鷲を羨
み、落ち込んでいた。

これは、それぞれ全く違っているという事だ。それぞれの個性と良さ、得意分野
がある。それを他と比較し羨み、他のようになろうとするなら、自分に与えられ
た賜物まで生かされないまま、自分を損ない、終わってしまう。

神は一人一人を「違って」造られた。他と違っていて良いのであり、違っていて
当然だ。比較するのでなく、自分に与えられた賜物を見い出し、神のために使っ
て行く時、喜びと楽しみの中で、生き生きと生きて行ける。与えられた個性が12
0%見事に開花される。

隣を見て落ち込んでいないか。比較するなら必ず落ち込む。人を妬み羨むのは、
自分に最善をして下さっている神を信じないという事だ。無いものでなく、与え
られているものに目を止め、主のために用いて行こう。

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自分を見て、無いものばかりを、数えていないだろうか。あれが無い、これが無
い、それも無い、だからダメ・・主に目を転じて、与えられているものを数えてみ
よう。あれも、これも、与えられている。感謝が溢れる。献げる時、聖めて、主
のために用いて下さる。