2002年01月09日(水)

「『どうぞ、彼の目を開いて見えるようにしてください』主がその若い者の目を開かれたので」(U列王6:17)

召使いが、外に出ると馬と戦車
の軍隊がその町を包囲していた。
敵が夜の内にその町を包囲した
のだ。逃げ道も無いのを見て、
エリシャは、召使の目を開いて
下さるようにと、静かに神に
祈った。直ちに召使は天の軍勢
が彼らを取り囲んで守っている
のを見た。私達は試練や問題に
襲われる時、召使と同様におび
えて絶望するかも知れない。
その時にこそ、エリシャの祈りを覚
えよう。「主よ、私達の目を開い
て見せて下さい」神は臨在によ
って私達を堅く守り、見放す事も
見捨てる事も決してされないと
約束して下さっている。あなた
は絶対絶命に陥った事がある
か。もう一歩も進めない状況
にあるか。その時の祈りは、
環境を変えるようにではなく、
試練が取り除かれるようにで
もなく、一番の祈りは「私の目
を開いて下さい」だ。試練のま
っただ中で、神を見、神を信頼
する事を学ぶだろう。