2013年09月07日(土)

「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで・・わきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい」ローマ12:2

  

ある人が、問題無く、順調に行っていた歩みが、突然うまく行かな
くなった。仕事で失敗し、その上、体調を崩し、経済的苦境にも見
舞われた。自分の思うように動けないし、又、状況が全く思い通り
にならない。この先どうなるのか、不安でたまらない。

しかし、このような経験を通して、うまく行っていたのに、問題だ
らけになった、と思うことを考えた時に、「人生うまく行くことが
善、良い事」との価値観がある事に気づかされた。

又、自分の思い通りにならない状況に、いら立ち、落ち込む事に対
しても、「自分の思い通りになる事が善」との価値観に気づかされ
た。又、「どうしてこういう事になるのか?」と思う自分に、信仰
すれば、万事順調に行くはずとの、思いがあった事にも気づかされ
た。

私たちも、想定外の様々な出来事を通して、今まで決して気づく事
のなかった底にある価値観に気づく。それは古い肉の価値観だ。普
段は気づかないままに生活している。様々な事態を通して、御霊は
気づきを与えられる。

そこに気づくからこそ、新しくされる。成長して行ける。御霊の気
づきが成長の始まりだ。古い価値観を御言葉に替えて行くことで、
私たちは思考を変えられて行く。思考が変わると行動が変わる。

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救われた後も、根深く、古い価値観は残っている。御言葉の鏡に映
し出される時に、古い、肉の価値観に気づける。御霊の与えて下さ
る気づきが感謝だ。気づく度に、それを御言葉の価値観、神の価値
観に変えて行こう。そちらを選択して行こう。