2014年04月07日(月)

「『安心して行きなさい・・あなたの願ったその願いをかなえてくださるように』・・それからこの女は帰って食事をした」Tサムエル1:17 


ハンナには、子供が無かった。夫エルカナに愛されていたが、その事でペニンナの妬みを買い、いじめに会い、苦しみの上に更に苦しみが加わった。不妊の辛さ、周囲の冷ややかな目、いじめ、神に祝福されていないのだろうか・・。その悩み、痛み、苦しみの何もかもを、主に打ち明け、御前で激しく泣き、訴え、吐き出した。

そして「男の子を授けて下さいますなら、私はその子の一生を主におささげします」と自分自身を明け渡して、何もかもを主にお委ねした。気持ちを洗いざらい告げ、募る憂いといら立ちの感情をぶつけ、願いを主に知っていただき、心を注ぎ出して祈ったハンナは、その中で変えられて行った。

思い煩い、悩みをことごとく主に委ねきって、平安を得た。「彼女の顔はもはや以前のようではなかった」と。思い煩いに支配されることが無くなった。目に見える所にとらわれなくなり、問題が問題で無くなった。内側が平安に満たされてしまった。

私たちも、ハンナのように、ことごとく思いと気持ちを主に告げ、吐き出し、感情もぶつけて祈り、そして明け渡すなら、必ず平安が与えられる。「・・あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」。

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ハンナは苦しい気持ちを吐き出し、洗いざらい、いっさいを告げて苦しみを委ねて行った時に、心が確かに変えられた。問題を主に知っていただいて、主に明け渡す時、人のすべての考えにまさる神の平安が与えられる。