2014年07月09日(水) 「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか」ヨハネ11:40
「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか」ヨハネ11:40
主は、ラザロに明確な御心を持っておられ、それは病気を治す事で はなく、死からよみがえらせる事であった。主は「あなたの兄弟は よみがえります」と、ラザロはよみがえると、はっきりと言われた。 しかし、人々は信じなかった。主が墓に行くと、ほら穴には石が立 てかけてあった。ふさいでいる「その石を取りのけなさい」と言わ れた。 しかし、死後4日経っていたので、「もう臭くなっているのに、何 を?」との反応であった。この固い石は、私達の信じようとしない 「不信仰」だ。そして「あり得ない」「不可能」との思いだ。それ が、信仰をさえぎっている。心の底にあるだろうか。信仰が機能す るためには、私達の内の、信じる事を拒む、頑なな心を、不可能と の思いを取り除ける事が必要だ。 「神にとって不可能なことは一つもありません」。「あなたの兄弟 はよみがる」と言われ、「わたしは、よみがえりです・・わたしを 信じる者は死んでも生きる・・このことを信じるか」と言われた主 は、今一度、「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る」 と言われた。そこで彼らは石を取りのけた。 その時、死からよみがえったラザロを、姉妹達のもとへ返された。 私たちはどうだろう。私たちの内にも、信じる事を妨げ、ふさいで いる、心に立てかけられている「石」があるだろうか。信じようと しない、固い自我だろうか。そのまま、主のもとへ行き、不信仰を 認めて、主に告白しよう。主は助けて下さり、信仰を与えて下さる。 そして、神の栄光を見せて下さる。 -------------- 主は、私たちの問題を知っておられ信仰を培おうとして下さるのに 、いつも主の栄光の現われを、自分の浅い経験や価値観まで引き下 げて、不信仰におろおろしてしまう。信じて待ち、望み主の栄光を 拝する者になりたい。